レッスンで最初にお部屋を少し暗くしてスライドを見ました。
その後の活動の時に電気をつけるか消すかで、Mちゃんが見やすいから電気をつけたいな、と言いました。
あとはだいたいみんなこのままがいい、消したままやろうといいました。
どうするかを考えても
1. 多数決でクラスの総意とし消す、先生は一人の子の気持ちをフォローする
2. 書く活動なんだからつけるよ、と先生が決める
どちらかしか出てきません。
しかしほんとにそれだけかなあ?と思ったので、みんなに聞いてみました。
問、みんなは、一人だけみんなと違う意見だったらどうする?
自分が我慢すればいいって思っちゃう
とみんな口々に言いました。
そうだよねえ。じゃあMちゃんに我慢してもらう?ほんとに電気を消すかつけるかの二つしか方法ないのかなあ…
と私が呟いたら…
だれかが、カーテン開けてみたら?と言ったんです。
そっか、じゃあ開けてみよう!
結果、窓側の席が明るくなりました。Mちゃんここに座ってみたら!
壁側に座っていたMちゃんが窓側に。他にも席を交換した子がいて、みんながこの席いい!となりました。
【私が考えたこと】
自分が我慢すれば良い、というのはつまり、自分がその一人でない時は、「だれかが我慢すれば良い」と言っているのと同じことです。それは本当に公平な決め方なのでしょうか。私はそうは思いません。
誰もが自分の意見を表明できる自由があること、全体意思は多数決ではないこと、これを学ぶのは大事だと考えています
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