協働的な授業リフレクション 授業記録ver.(上條晴夫)

ゼミ2年生の実験授業記録を「協働的なリフレクション」方式で検討しました。これまで生授業のリフレクションでは見えなかった新発見がたくさんありました。

ある学生は授業者の指名法が「名前なし→さん付け→ニックネーム」と変化していることを指摘し、それが雰囲気づくり、緊張ほぐしになっていると言いました。

授業者学生に確認したところ必ずしも自覚してやっていた訳ではないとのことでしたが、確かに学生が指摘したような効果がありました。そこがおもしろいです。

ある有名な漫才師さんがキャラのある漫才をするのにいきなり「俺、お前」と呼び合うとお客さんが引くので「ボク、君」から入ると書いていて大納得しました。

最近ではフィールドワークに行かせてもらっている凄腕先生が子どもを呼ぶ際の呼び名に時どき子どものキャラネームを使って、そのことにも興味を持っています。

授業記録を「協働的なリフレクション」方式で読むことで生授業をリフレクションするだけよりも強度の強い省察を取り出す可能性があるとわかった気がします。