以前、ひょんなことから、上條先生に書くリフレクション(エピソード記述)を教わりました。
その後メンターとして上條先生に加わっていただいて、仲間と一緒に「エピソード記述グループ」を作り、約2年間続けてきました。
具体的には、この2年間、3日に一度ほどの割合でリフレクションを書くことを行ってきました。今では、自分自身にとって、欠かせない習慣になっています。
書くリフレクション(エピソード記述)のやり方 は、簡単に言うと、以下の通りです。
1 <エピソード>
1日(2〜3日でもOK)の間で、最も、「ビビッと」きた場面を選んで書く。
・プラスの印象が強い場面を選ぶ
・いくつかリストアップしてから、これが一番かな!と思う場面を選ぶ
・その1場面を、読む人に伝わるように、詳細に書く
・その時の行動、言葉でのやり取り、表情、感情、雰囲気、などをできるだけ詳細に記述する。
(子ども側・教師側の両面について)
2 <背景>
1で選んだエピソードの、背景となる事柄を書く
・例えば、児童の実態や、前時までの流れ、これまで行ってきた支援・手立てについて
3 <考察>
・なぜ、その「ビビッと」エピソードが生まれたのか
・そこから自分が学んだこと
・新たに生まれた疑問
・今後へどうつなげていくか・どう発展させていくか
など
私の場合は、だいたい平日1〜2回(仕事のスキを見つけて家で早朝書く)、週末1回(土曜か日曜の早朝)書きます。大体20分くらいで書きます。
ポイントはやっぱり、ポジティブな面に注目するということです。ネガティブな面は、わざわざ書かなくても、振り返って修正して行きます。
ポジティブな面に注目することで、その場しのぎでない、自分独自の実践が積み重なっていくという効果があると思います。2年継続してみての実感です。
正直に、ありのままを書く、繕おうとしない、些細なことでもビビッときたら注目する、というのも、リフレクションには大切な気がしています。自分の実践記録としても残ります。
ぜひ、おすすめします!
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